ネットワーク型組織を意識しよう

トーマス・フリードマンの名著『フラット化する世界』という本をご存知でしようか。

それによると、従来のトップがきちんとした理念やビジョンや戦略を掲げ、それを経営職、管理職、一般社員という流れで受け継ぎ、決められたことを愚直に遂行するということで成り立った社会はもはや通用しない。

これからは、個人が企業と同じように、自分の理念やビジョンや戦略を持ち、独自にネットワークを築いていくことが大切な時代であるとされています。

組織のイメージで言えば、
ピラミッド型の組織に、社長、部長、課長、一般社員というように人が縦に並んでいる図ではなくて、
個人個人がバラバラに存在しながらも四方八方に線で結ばれているネットワーク型組織が大切になるということです。

転職するにしても、
会社の中だけでのピラミッド型の組織を意識していたのでは、転職するごとに、一般社員から初めて、課長、部長と昇進していくということしか


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あなたの仕事も事業仕分けしてみよう

今、政府では、事業仕分けという棚卸しが流行っているようですが、自分自身のキャリアプランを考える上でも、これまでの仕事を棚卸ししていくことが大切になります。

仕事でも、必要なことと不要なことを仕分けていくことが大切です。
具体的には、これまでの仕事を振り返って、負だな動きをしていたことはなかったかどうかを考えてみます。

仕事をしていると、100%仕事のために時間を活用できている方は少ないと思います。
どうしても、無駄な時間や無駄な行動というものがあると思います。
ここをこう改善したら、もっと仕事が速くなるだろうなと感じることは、一つや二つはあるのではないでしょうか。

そうしたことを書き出しておいて、定期的に、仕事のやり方を改善していくということは、どの年代の方にとっても大切なことです。

ベテランの方であっても、、同じやり方でずっと仕事をしていけば良いのではなくて、時には、思いきってやり方を変えていくということが


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10年先輩の中で理想とする人を見つけよう

キャリアアップを図っていくために大切なことは、10年単位で、計画立てていくということです。
1、2年では短すぎますし、20、30年では長すぎます。

10年単位が一番ちょうどいいでしょう。
10年たては、一つ上の役職に昇進しているものですし、年収も一回り増えているはずですし、仕事も相当できるようになっているからです。

ただ、計画を立てるにしても、漠然とした計画では意味がありません。
「10年後には、課長になってやる」などという目標では、あまりに漠然としすぎていて、結局、威勢だけで終わってしまうものです。

そうではなくて、10年先輩の中で、最も、なりたい自分に近い存在の方を探して、その方を目標として、計画を立てていくということが大切です。

一番良いのは、その方と親しい関係になって、自分くらいのときは、何を考えてどう行動していたのかを教えてもらうことです。
自分の直接の上司が理想の人であれば、なおさら聞きだしやすいはずです。
一番身近な人が理想像ということは


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年収をあげるのに大切なことは辛抱強さ

キャリアプランを立てるときに大切になることは、目先のことだけでなくて3年、5年、10年計画で計画を立てて、こつこつと積み上げていく辛抱強さです。

今すぐに年収をあげたり、希望する仕事、地位に就くというのはなかなか難しいものです。
天地がひっくり返ったり、人格が入れ替わりでもしない限り、急激な変化というのは見込めません。

転職すれば、すぐにそれが実現できると考えている方もいらっしゃるかもしれませんがはっきり言って、世の中を知らない甘い考え方です。

仮に転職したとしても、すぐに希望するような仕事に就けるということは珍しく、最低でも、3年は、思うような仕事ができず、下積みを続けるのが普通です。
3年してようやく会社に慣れてきた頃に、本当に自分がやりたいと思えるような仕事につくことができるようになるものです。
それも知らずに、転職したらすぐに、思うような仕事に就けると考えているのでしたら、すぐにまた転職したくなって


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学歴よりも学習歴が大切

就職では、どこの大学を出ているかということが大切になる面は確かにあります。
東大卒だとか、アメリカのアイビーリーグの大学を出ているとなると、

誰でも、

「すごいな。」

と思ってしまうものですよね。

確かにいい大学を出ることは、すごいことです。でも、その中身はというと・・・

要は、高校のときにどれだけ受験勉強を頑張ったか?

ということに過ぎないわけです。

高校の3年間で受験勉強をがんばったからといって、それだけで、仕事ができるというわけではありません。

学歴なんて、受験勉強をどれだけがんばったのかということの証でしかない。むしろ、学校を卒業して60歳台でリタイアするまでの約40年間、どれだけ勉強するかが大切になります。

それが学習歴であり、真の人間を育てるわけです。

学歴が高い人は、勉強することの癖がついている可能性が高いので


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これからの時代に必要なスキル

転職や昇進では、スキルが大切と言われていますが、単にスキルが大切という漠然としたものでは、何が大切なのか見えてこないと思います。

スキルと言っても、いろいろあります。
資格だけでなくて、仕事をこなす能力、人脈、人をひきつける魅力など…

まずは、根本となるスキルを知っておきましょう。

1、今の会社での実績
どんな会社でも、ほしがる人材というのは、実績を残せる人材です。実績が残せない人は、いくら頑張っても、転職や昇進でうまくいかないのは当然のことです。
実績を残せる人材であれば、今の会社に辞表を提出したときに、待ってくれと止められるわけですし、他の会社でも、もっといい給与を出すから来てくれないかとお誘いを受けやすくなると言うわけです。

2、人を引き付ける人間的魅力
次に、マネジャーや管理者としての資質が大切になります。
若いときは、自分の仕事だけをこなしていくことが大切になりますが、中堅になると、マネジャーや管理者の立場に立って部下を率いることも大切になります。
その際に求められるのが、人を引き付ける人間的魅力です。

3、会社を超えたネットワーク
会社という枠を超えたネットワークを築くということです。
人脈とも言い換えることができるでしょう。
人脈はただ持っているだけでは意味がありません。出会った人たちに


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長い休みの日は資格の勉強に費やそう

最近は、長い休みが取れやすくなりましたね。まず、年末年始から始まり、ゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィークまであります。
普段でも、祝日が重なれば、3連休が取れるなんてこともありますよね。

キャリアアップを狙うのであれば、そんな時間こそ、有意義に使いたいものです。

一番よく知られているのが、休みの時間を利用して、資格の勉強をしようということではないでしょうか?

もちろん、長い休みとはいえ、1週間程度であるのがほとんどです。

はっきり言って、1週間程度で取れるような資格は、価値もありませんし、役に立たないでしょう。
最低でも、数ヶ月勉強してようやく取れる資格でなければ、価値はないと思ってよいでしょう。

それでも、1週間というまとまった時間が取れるということは


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