自らの商品価値を常に把握しておく

転職のことは、転職するときになって、考えてもうまくはいかないものです。いつでも、転職してよい状態を保ち続けるというのが理想です。

具体的には、自らを商品として捉え、どうすれば、市場で高く売れるかを常に考えていくことが大切です。

例えば、そのためには、二つのことが求められます。

一つは、転職支援サービスなどを利用したり、キャリアカウンセラーなどに相談したりして、客観的な自分の価値を把握しておくということです。

自分がどれくらいの価値があるのかということは、自分ひとりの考えでは、独りよがりのものになりやすいものです。
そうならないように、第三者の評価を大切にする必要があります。

次に、自分のビジョンや目的を踏まえ主体的に能力開発をしていくということです。
現状の自分の評価に満足していては、そこで、成長は止まってしまいます。常に、自己研鑽して



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転職は自己分析から

会社で働くのであれば、大企業であればあるほどいいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、名前の知らない中小企業よりは、大企業のほうが倒産の危険も少ないでしょうし、待遇だって良いはずです。

でも、だからといって、必ずしも、大企業で働くことが自分に合っているとは限りません。

大企業で働いた方が、自分の能力を100%発揮できる方もいれば、注しよう木木庸で働いた方が、100%能力を生かせる方もいます。

「どんな仕事やどんな会社が向くのか?」

を自分だけで考えると、一方的な思いが強く、自己評価がずれていることが多々あります。

たくさんの友人などから、

「君は、大企業よりもベンチャーが向いているよ」

といわれているのならば、素直に聞き入れた方がよいと思います。

親や配偶者からのアドバイスは、なおさら素直に聞き入れた方がいいと思います。

一番長くあなたを見てきているのだから、最も的確なアドバイスをする可能性が高いですからね。

どうしても


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自分の性格を把握して一番合う仕事を探そう

個人の理念を明確にするために大切になることが、自己分析。
その中でも特に大切なのが、

「自分の性格を把握する」

ということです。

仕事とは関係ないことのように感じるかもしれませんが、自分の性格を把握することはとっても、大きな意味があります。

個人の性格によって、向いている仕事もあれば向いていないという仕事があるからです。

接客の仕事であれば、人と接するのが好きな人とか、どんな人でも、笑顔で接することができる人でなければ難しいものです。人見知りする傾向がある方が、接客の仕事をしても、うまくいかないものです。

逆に、人と接するのが楽しいと感じる方が、地味な研究の仕事だとか、裏方の仕事に従事すると、やりがいのなさを感じたり、仕事が面白くないと感じてしまうものです。
地味な仕事や裏方の仕事というのは、一人で何かに没頭することが好きな方に向いているということになります。

職人の仕事というのは、どちらかというと、地味な仕事や裏方の仕事です。人と関わるより、淡々と仕事をこなしていく方が面白いという方に向いています。
逆に、誰かがいるとおしゃべりしたくなるような人は



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自己分析が大切であるわけ

企業には、大小問わず、どんな企業であっても、企業理念というものが存在します。

世界的に有名な多国籍企業など、エクセレントカンパニー(超優良企業)は創業当時から脈々と流れる明確で強い経営理念があります。
世界的規模で展開している超優良企業の根底には全社員の行動規範となるような理念があります。このような会社では、その理念が理念で終わらず、具体的な仕組みとして会社の制度や業務にまで落とし込まれています。

企業を選ぶ際には、自分の考え方や思考がぴったり合う会社を選ぶというのが一番理想的なことです。
より自分にあう会社を選ぶためには、自分自身の考え方や思考というものを明確に把握しておくということが大切です。

職人の仕事にそんな考え方や思考なんて関係ないと思う方もいらっしゃるかもしれませんがそんなことはありません。

親方によって、仕事に対する考え方は結構違うものです。
たとえば、プライベートなしでも仕事をしているほうが楽しいという親方だと、休日などほとんど取れないかもしれません。土日だろうが、お構いなしに、現場へ駆り出されてしまうこともあるかもしれません。
そんな親方の下に、土日はしっかり休みたいというプライベート重視の職人が入っても、合わなくて、すぐにやめてしまうことは想像に難くありませんよね。

また、仕事をおぼえるにしても一から教えてもらうほうが性にあっているのか、人のやり方を見て自然に覚えられるタイプなのかによっても、選ぶべき親方は違ってきます。
年配の親方の場合は、先輩のやり方をみて、技を盗むのが当たり前という考え方の方が多いので、一から教えてくれる方は少ないです。「黙ってやり方を見ていろ。」という頑固親父タイプが多いようです。
逆に、比較的若い方になると、やり方を丁寧に教えていくという親方も多いようです。

一から教えてほしいと思っているのに、頑固親父タイプの親方の下で働いても


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異業種への転職のコツ

建設業関係の仕事は、最初から建設業に入る方だけでなくて、他の仕事から、建設業関係の仕事に転職する方も結構いらっしゃいます。

昔だったら、学校を出て、すぐに親方の弟子になったような職人でなければ一人前になれないものでした。
今のように便利な機械があるわけでもないですし、すべて、手作業で行なわなければならなかったため、相当の修行が必要でした。

最近では、30代くらいから、職人の世界に飛び込んでくる方も珍しくありません。業種によっては、もっと年上の人でも、見習いとして入れることもあります。
後継者不足ということもありますが、機械や道具の進歩により、昔ほどの熟練を要しなくなったことも理由の一つとして上げられるようです。

しかし、異業種への転職することは、簡単なことではありません。

単に、

「興味があってやってみたいから…」

というのでは、誰も採用してくれません。

そこで、考え方を変えてみる必要があります。

たとえば、今まで、営業の仕事をしていた方が職人の世界に入ることは全くの畑違いの仕事ということになります。

「本当にやれるのか?」
採用担当者だったら、誰でも、最初に疑問に思うことです。

まず、体力があるのかどうかが一番気になるところです。
それからどうして、職人の仕事に興味を持ったのかということも気になります。

体力については、普段から運動をしていて


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天職の探し方

社会に出てから、5、6年もすると、今後の人生をどう過ごしていくべきかもう一度見直す方も多いと思います。
終身雇用制が崩壊している今となっては、一つの会社に入社したら一生をその会社にささげる方は少なくなっています。

社会に出てから、5、6年の時期は、まだ、先も長いと感じるものです。このまま、今の仕事を続けるよりも、もっと自分にあった仕事があるのではないかと考え始めます。
結婚も意識し始める時期ですから、結婚する前に、本当に自分に合う仕事を見つけて転職しようと考えることもあるでしょう。

新入社員のころは、何もかもが新鮮に感じられたものの、いろいろな方と付き合ううちに、面白そうな仕事も知る機会があります。
生き生きとして働いている姿を見て、うらやましく感じることもあるのでは。

でも、隣の芝生は青く見えるということわざがあるとおり、面白そうとは感じても、本当に自分に合う仕事であるとは限りません。

本当に合う仕事であるかどうか、よく考えてから転職をしなければ、後悔することになります。

特に建設関係の仕事の場合は、外から見るだけだと、本当に楽しそうに見えるものです。
自分の家を建てるようなときなんかは、なおさらではないでしょうか。
そこで自分も、こんな仕事ができたらいいなと思ってしまう。

しかし、建設関係の仕事は本当に重労働です。
天気がいい日だけではありません。悪天候の中、仕事をしなければならないことだってあります。高所作業は一歩間違えば、死との隣り合わせ。

ただ、楽しそうだからという理由だけで転職してしまうと


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キャリアの棚卸しのために職務経歴書を書いてみよう

職務経歴書というと、転職のときだけ書くものという考えの方も多いかもしれません。
しかし、職務経歴書は、転職の際だけ、添付書類として仕方なく書いていくのではなくて、普段から、書いておくようにしたいものです。

定期的に、できれば、年に一回は、職務経歴書を書き出してみたいものです。

職務経歴書を書き出してみることで、これまでの自分の仕事を振り返るようにします。
もちろん、仕事ぶりを振り返って、ただ、満足しているのでは意味がありません。
自分の職務経歴を書き出して、得意としている分野や、苦手な分野を明らかにしていくことが目的になります。

まずは時系列で会社・部署・役職と、どんな職務に就いてどんな能力と実績を積んできたかを整理します。
時系列に書き出していくだけでよいのですから、そんなに考える必要はないと思います。

次に


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